下関のレトルピアノ教室は、あなたに寄り添うピアノ教室です!
レトルピアノ教室
Lettle piano room
アルルの女第二組曲4曲「ファランドール」ビゼー
2021年4月11日 本番の演奏
大きい画面は、こちらからご覧ください。
小学3年(ピアノ歴3年11ヵ月)5年(ピアノ歴3年11ヶ月)の演奏です。
連弾譜から、アンサンブルにしました。
元の連弾譜は、盛り上がる前に終わってしまうので、スコアをもとに、
続きをつけたしました。
なので、大変になってしまい、ピアノの演奏も少し手伝いました。
ピアノ、メロディーでないところは、もう少し小さく弾いてほしかったですね。
そこまで、まだまだ気をつけられないし、頑張ると速くなってしまうので、抑えるのが大変で。
今後の課題です。でも、よく頑張りました。
PCで聴くと、音が軽くキンキンいってしまうので、違うシンバルにすればよかったと、反省です。
「アルルの女」について
「アルルの女」は、アルフォンス・ドーデの短編小説『アルルの女』に基づく戯曲 です。
上演のために1872年にジョルジュ・ビゼーにより、作曲されました。
ビゼーが、34歳の時の作品です。
全27曲の付随音楽があります。
この曲は、作曲期間が短く、また契約の関係で極めて小編成のオーケストラしか使えなかったため、
作曲には大変苦労したという話が伝わっています。
また初演の評価は芳しくなく失敗に終わり、
6年後に再演された時は大好評でしたが、その時すでにビゼーは亡くなっていました。
彼の代表作「カルメン」も初演は失敗し、
評判が、よくなったときは、彼は亡くなった後でしした。
ストーリーは、恋愛ものです。
内容は、そんなに深いものではありませんが、最後主人公が、嫉妬して自殺する。
というものです。
アルルの女「組曲」 ビゼー
ビゼーは、演奏会用に劇付随音楽から数曲を選んで、組曲を作っています。
第1組曲は 1872年
ビゼー自身が通常オーケストラ向けに編成を拡大して組曲としたものです。
劇付随音楽が初演された直後の1872年11月10日に初演されて成功を収めました。
第2組曲は、1879年
ビゼーの死後、彼の友人エルネスト・ギローの手により完成さました。
ギローは管弦楽法に長けており、「アルルの女」以外の楽曲も加えて編曲しました。
第1組曲 1872年 ビゼー編
第1曲「前奏曲」 劇音楽No.1 序曲から。3部構成。第1部の主旋律は、プロヴァンス民謡「3人の王の行列」に基づく。
第2曲「メヌエット」 劇音楽No.17 間奏曲から。
第3曲「アダージェット」劇音楽No.19 メロドラマの中間部から。
第4曲「カリヨン」 劇音楽No.18 導入曲および No.19 メロドラマ前後部から。
ビゼーは「アダージェット」に使わなかった部分を中間部に置く三部形式に構成し直している。
第2組曲 1879年 ギロー編
第1曲「パストラール」 劇音楽No.7 導入曲および合唱から。
第2曲「間奏曲」 劇音楽No.15 導入曲から。中間部の旋律は、「神の子羊」という歌曲としても歌われた。
第3曲「メヌエット」
「アルルの女」といえば、この曲と連想されるほど有名な曲ですが、
実はビゼーの歌劇「美しきパースの娘」の曲をギローが転用、編曲したものです。
第4曲「ファランドール」 劇音楽No.21 ファランドールなどからギローが終曲として構成。
アルルの女第二組曲4曲「ファランドール」ビゼー
アルルの女第二組曲の第4曲「ファランドール」は、ビゼーの死後、ギローが終曲として構成したものです。
プロヴァンス民謡「3人の王の行列」(短調)と、民謡「馬のダンス」(長調)に基づく旋律が組み合わされ、
熱狂的なクライマックスを築き上げています。
「三人の王様達の行進」
キリスト教でイエス様の誕生の際にお祝いに訪れた「東方の三博士」を歌ったプロヴァンス民謡です。
曲の最初に演奏される荘厳なメロディーですが、
劇中では、「聖エロアの日の耕作祭り」の歌として四部合唱で歌われます。
「馬のダンス」
途中から現れるタンバリンのリズムに合わせて演奏される軽快な踊りの曲です。
(曲中では、打楽器(プロヴァンス太鼓)です。)
これは劇中では祭りの日、人々が曲に合わせて踊りながら家々を回るという音楽ということになっています。
曲の最後のクライマックスで、両方のメロディーが、同時に演奏される部分は、
壮大で、活気あるテンポから、人気の高い楽曲になっています。
「ファランドール」は、ロヴァンス地方で踊られる6/8拍子の舞曲です。
男女が手を繋いだり、ハンカチやリボンの両端をもって列を作り、
リーダーのあとについて進みながら踊ります。
ジョルジュ・ビゼー(フランス)
1838年10月25日 - 1875年6月3日
2021年発表会 演奏曲目・目次
★アンサンブル曲の解説はこちらからご覧になれます
バロック時代の音楽
管弦楽組曲 BWV.1068 H.545第三番「ガボット」バッハ
調子のよい鍛冶屋 HWV.430 ヘンデル
見よ、勇者は帰る HWV.63 ヘンデル
古典派の音楽
交響曲第94番ト長調 Hob.I:94「驚愕」第2楽章(ビックリシンフォニー) ハイドン
ピアノ協奏曲第5番 K.175(382) 第3楽章「ロンド」 モーツアルト
交響曲第9番ニ短調Op.125 より「喜びの歌」ベートーベン
ロマン派の音楽
ユーゲントアルバムOp.68より「初めてのかなしみ」「勇敢な騎手」シューマン
ハンガリー狂詩曲よりS/G244-2 リスト
アルルの女第二組曲4曲「ファランドール」ビゼー
印象派の音楽
ちいさな黒ん坊(L.114) ドビュッシー
「マ・メール・ロワ」(M,60)1. 眠れる森の美女のパヴァーヌ ラヴェル
近現代の音楽
組曲「道化師」Op.26 2.道化師のギャロップ カバレフスキー
時代別音楽について
●バロック時代の音楽について
●古典派の音楽について
●ロマン派の音楽について
●印象派の音楽について
●近現代の音楽について
ソロ曲・プチ解説と作曲家年表
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