下関ピアノ教室レトルピアノ

2.「8つのユーモレスク」より第7曲 Op.101-7 ドヴォルザーク

2022年5月1日 本番の演奏


大きい画面は、こちらからご覧ください。

この曲を演奏しているのは、年長さんと小学6年の生徒さんです。
二人とも、ピアノ歴1年10ヶ月。
正確に言うと、6年生のお姉ちゃんの方が、2ヵ月ぐらい遅く始めました。

本当は長い曲ですが、二人とも初心者なので、
テーマの部分だけ取り上げました。

それでも、有名なメロディー部分のスキップしている弾き方を
ずっとキープして弾くことは、難しいものです。
よく頑張ったと思います。

2.「8つのユーモレスク」より第7曲 Op.101-7 ドヴォルザーク

「8つのユーモレスク」第7曲 について

『8つのユーモレスク』Op.101は、アントニン・ドヴォルザークにより、
1894年の夏に作曲されたピアノ曲集です。

特に第7曲は、とても有名で、これまでにテレビの番組内のBGMに使用されたり、
ヤマザキ食パン「ダブルソフト」CMとしても、使われていました。

アントニン・レオポルト・ドヴォルザーク(1841年9月8日-1904年5月1日)はチェコの作曲家です。
彼は、1892年から1895年まで、ニューヨークのナショナル音楽院の院長をしていました。
遠く離れた地から、故郷を思い「新世界」など数多くの名曲を作曲しています。

1894年、ドヴォルザークは家族と故郷のボヘミアのヴィソカー・ウ・プシーブラミで長い夏休みを過ごしました。
この休暇中に、ストックしておいた素材を用いてピアノのための小品集の作曲に着手したのです。
彼は、毎日必ず「音楽のスケッチ」をすることを日課としていました。

始めは、この曲集を『新スコットランド舞曲』と呼んでいましたが、
1894年8月27日に譜面が出来上がり、ドイツの楽譜出版社、ジムロックに送付される寸前に『8つのユーモレスク』とされました。
楽譜は同年8月中に出版。

「ユーモレスク」というのはフランス語で、英語の「ユーモア」と同じです。
ドイツ語では「フモレスケ」
ユーモアのある曲というのか、気ままな曲、
気軽な商品という意味合いでつけられています。

第7曲は、最も有名なピアノ曲で、早くから色んな楽器用にアレンジされてきました。
特にクライスラーによるヴァイオリン用の編曲は、有名です。

アンサンブル曲の「解説」

★アンサンブル曲の解説はこちらからご覧になれます
1.プレリュード7番 Op.28-7 ショパン
2.「8つのユーモレスク」より第7曲 Op.101-7 ドヴォルザーク
3.「グノシエンヌ」第3番 サティ
4.おもちゃの兵隊の行進曲 Op.123 イエッセル
5.故郷(ふるさと)文部省唱歌 岡野貞一
6.「くるみ割り人形」op.71より「あし笛の踊り」チャイコフスキー
7.「天国と地獄」序曲 オッフェンバック
8.「6つのウィーンソナチネ」K.439b より第1番(Ⅳ)モーツァルト
9.交響曲第5番Op.67「運命」(Ⅰ) ベートーベン
10.「威風堂々」Op.39-1 エルガー
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