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小学5年生の男子ペアの演奏です。
「ペール・ギュント」は、Op.23はノルウェーの作曲家、エドヴァルド・グリーグ(1843-1907)が
1875年に書き上げた同名の戯曲ための劇付随音楽です。
1874年ノルウェーの劇作家、ヘンリック・イプセン(1828-1906)が1867年に書いた戯曲に、
舞台で上演するために、音楽を作るように依頼されて、作曲されました。
グリーグは「ペール・ギュント」の長大で劇的な内容に戸惑ったようですが、
昨年には、完成させます。
1876年、舞台上演され、大成功を収ました。
のちに、演奏会用に劇付随音楽の中から4曲ずつを抜粋し編曲。
「ペール・ギュント第1組曲」「第2組曲」があります。
ここまでの経過は、ビゼーの「アルルの女」に「第1組曲」と「第2組曲」があるのと
同じ流れです。
「ペール・ギュント第1組曲」Op.46 1888年出版
第1曲「朝」
第2曲「オーセの死」
第3曲「アニトラの踊り」
第4曲「山の魔王の宮殿にて」
「ペール・ギュント第2組曲」Op.55 1893年出版
第1曲「イングリッドの嘆き」
第2曲「アラビアの踊り」
第3曲「ペール・ギュントの帰郷」
第4曲「ソルヴェイグの歌」
この戯曲のストーリーは、たいした内容ではありませんが、
ならず者のペール・ギュントが、魔王の娘に求婚し、自分が魔王になろうたくらみますが、
失敗し、魔物たちに追われながらも命からがら逃げ出します。
そのシーンが「山の魔王の宮殿にて」です。
★アンサンブル曲の動画と解説はこちらからご覧になれます
1.ロンドン橋 イギリス民謡
2.ぶんぶんぶん ボヘミヤ民謡
3.山のポルカ チェコ民謡
4.キラキラ星 フランス曲
5.メヌエット WoO.10-2 ベートーベン
6.シンコペイティッド クロック アンダーソン
7.ラデッキーマーチOp.228 ヨハンシュトラウス
8.「アルルの女」第二組曲 メヌエット ビゼー
9.「ペールギュント」第一組曲 山の魔王の宮殿にて Op.46-4 グリーグ
10.交響詩「死の舞踏」Op.40 サン=サーンス
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