下関ピアノ教室レトルピアノ

2.ぶんぶんぶん ボヘミヤ民謡

2023年4月9日 本番の演奏


大きい画面は、こちらからご覧ください。
小学1年生の女子と、小学5年生男子の演奏です。

2.ぶんぶんぶん ボヘミヤ民謡

ぶんぶんぶんについて

「ぶんぶんぶん」は、チェコ・ボヘミア地方で歌われていた民謡に、
ドイツの詩人ホフマン・フォン・ファラースレーベン(1798-1874)が
1835年に歌詞をつけたものです。
1843年、ライプツィヒで出版された童謡集『Funfzig Kinderlieder』「童謡50選」に
"Biene" の題で収録されています。
この時の楽譜はト長調で書かれています。
Biene はドイツ語でセイヨウミツバチなどのハナバチを指します。
現代ドイツでは歌い出しの歌詞である蜂の羽音を表す擬音から "Summ, summ, summ" の題名で知らています。

日本では1947年(昭和22年)、小学校1年生用音楽科教科書『一ねんせいのおんがく』(東京書籍発行)に
村野四郎(1901-1975)の詩により掲載されました。
「ぶんぶんぶん」は、
1949年(昭和24年)に開始された学校教育法下での検定教科書制度においても引き続き採用され、
1951年(昭和26年)から教育芸術社、
1952年(昭和27年)から教育出版刊行の小学校1年生向け音楽科教科書に登場し、
以後も断続的に掲載されています。

ドイツ語の曲は、ト長調でしたが、日本ではハ長調で紹介されています。
歌詞も、ドイツ語版では5番までありましたが日本語では2番までとなっています。
ドイツ語番では、養蜂に関する歌詞となっていますが、
日本では、開花した野ばらに蜂が集まる様子にとどまり、
低学年の子供を対象とした作品になっています。

アンサンブル曲の「解説」

★アンサンブル曲の動画と解説はこちらからご覧になれます
1.ロンドン橋 イギリス民謡
2.ぶんぶんぶん ボヘミヤ民謡
3.山のポルカ チェコ民謡
4.キラキラ星 フランス曲
5.メヌエット WoO.10-2 ベートーベン
6.シンコペイティッド クロック  アンダーソン
7.ラデッキーマーチOp.228 ヨハンシュトラウス
8.「アルルの女」第二組曲 メヌエット  ビゼー
9.「ペールギュント」第一組曲 山の魔王の宮殿にて Op.46-4 グリーグ
10.交響詩「死の舞踏」Op.40 サン=サーンス
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