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小学5年、6年生の演奏です。
「ラデッキーマーチ」(ラデッキー行進曲)は、1848年、ヨハン・シュトラウス1世により、
作曲されました。
当時、フランスは、革命の真っ最中でした。
当時、オーストリア帝国領であった北イタリアの独立運動を鎮圧したヨーゼフ・ラデツキー将軍を称えて作曲されたものです。
その後、この行進曲は、オーストリア帝国の愛国の象徴として扱われるようになりました。
帝政が廃止された現在のオーストリア共和国でも国家を象徴する曲であり、
国家的な行事や式典でたびたび演奏されています。
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるニューイヤーコンサートでは、
1958年以降は2005年を除いて、毎年プログラムのアンコールの最後の曲として、
必ず演奏される曲となっています。
又、「ラデッキー行進曲」の自筆譜は紛失したとみられていましが、
1978年4月に破棄されて断裁される寸前だった楽譜の山の中から発見されました。
現在、手を加えられ、色々なアレンジや楽器編成で演奏され続けています。
ちなみに、ヨハン・シュトラウスは、父子で、同じ氏名ほ名乗り、
音楽活動をしていました。
ヨハン・シュトラウス1世
ヨハン・シュトラウス2世 : 1世の長男
ヨハン・シュトラウス3世 : 2世の末弟エドゥアルト・シュトラウス1世の長男
音楽家でない、家族も同性同名を名乗っています。
現在、通常は「ヨハン・シュトラウス」といえば最も有名な2世を指すことが多いです。
★アンサンブル曲の動画と解説はこちらからご覧になれます
1.ロンドン橋 イギリス民謡
2.ぶんぶんぶん ボヘミヤ民謡
3.山のポルカ チェコ民謡
4.キラキラ星 フランス曲
5.メヌエット WoO.10-2 ベートーベン
6.シンコペイティッド クロック アンダーソン
7.ラデッキーマーチOp.228 ヨハンシュトラウス
8.「アルルの女」第二組曲 メヌエット ビゼー
9.「ペールギュント」第一組曲 山の魔王の宮殿にて Op.46-4 グリーグ
10.交響詩「死の舞踏」Op.40 サン=サーンス
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