下関ピアノ教室レトルピアノ

愛のあいさつOp.12 エルガー

2024年4月28日 本番の演奏


YouTubeで見る

愛のあいさつOp.12 エルガー

愛のあいさつOp.12について

愛のあいさつOp.12は、「威風堂々」で有名な、エルガーの初期の作品です。
1888年に書かれました。
この曲は、キャロライン・アリス・ロバーツとの婚約記念に彼女に贈った曲です。
アリスは、エルガーのピアノの生徒でした.
年は、エルガーより8歳年長(当時39歳)です。

彼女の両親の反対を押し切っての結婚でした。
なぜなら、まず宗教の違いです。
エルガーはカトリック、アリスはプロテスタントでした。

そして、身分の格差です。
アリスは陸軍少将の娘でした。
それに対しエルガーは、無名の貧しい作曲家でした。
「愛のあいさつOp.12」の楽譜は、よく売れたそうですが、
エルガーには数ポンドの収入しか入らなかったようです。

2人は1889年5月8日にブロンプトン祈祷所で結婚しました。
このときからこの世を去るまでの間、彼女はエルガーの仕事のマネージャーとしてずっと彼を支え続けました。

愛のあいさつのアレンジについて

エルガーはピアノ独奏用、ピアノとヴァイオリン用、小編成の管弦楽などいくつかの版を残しています。
今回の発表会では、エレクトーンとピアノのアンサンブルにするため、
エレクトーンは、オーケストラのスコアを使いました。

ピアノパートは、連弾用のスコアと、ピアノとヴァイオリン用のスコアの両方を利用して、
伴奏ばかりにならないように、工夫しています。

アンサンブル曲の「解説」

★アンサンブル曲の解説と動画はこちらからご覧になれます
1.ワニのさんぽ ホロヴィッツ
2.どうぶつメドレー(山の音楽家~ぞうさん~かえるの合唱~かっこう)
3.トルコ行進曲Op.113-4 ベートーベン
4.となりのトトロメドレー(さんぽ~風のとおり道~となりのトトロ) 久石 譲
5.人形の夢と目覚め Op.202-4 エステン
6.「くるみ割り人形」Op.71a  行進曲 チャイコフスキー
7.愛のあいさつOp.12 エルガー
8.ペルシャの市場にて ケテルビー
9.ピカデリー サティ
10.トルコ行進曲K.311 モーツァルト
2024年 発表会Top

<< 前のページに戻る